神様はきれい好きだ、そこが傾いていても壊れていても清潔にしておきたい。この春(2025年)58年ぶりに不用品置場から解放した神楽殿はまだまだ清潔になったとは言えない。
神楽(かぐら)は、「神座」(かむくら・かみくら)が転じた言葉で、神楽殿とは「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」。この静謐な神の座す場所で1967年まで稚児たちは舞を踊り村人たちは五穀豊穣であることを祈りそして感謝した。神を呼び鎮め、神と人間が交流し共に喜びを分かち合うこの神楽殿から、再び稚児たちの振る神楽鈴の音色が橋倉諏訪神社に響き渡ることはあるのだろうか。さて、
記録によると南方町会の稚児さんも一緒に4月10日に橋倉諏訪神社の神楽殿で浦安の舞を奉納していた記述が残されている。
御柱祭の時には橋倉諏訪神社の神楽殿で浦安の舞を奉納していた。(昭和三十八年の記録)
山の中にある神楽殿は珍しい。裕福でもない農民にとっては願い事を叶えてくれる神様にお礼をしたいという気持ちが溢れている。
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